ハーバード直伝、絵本の「最高の」読み聞かせとは?!

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子育て

こんにちは、マメさんです。

ご覧頂きありがとうございます!

突然ですが、質問です。

あなたの「好きな料理はなんですか?」

この質問に答えられない人はほとんどいないでしょう。

では次の質問です。

「なぜその料理が好きなのですか?

私もそれを食べてみたいと思うように理由を教えてください!」

どうですか。

急に答えづらくなった人もいるのではないでしょうか。

一つ目の質問と二つ目の質問の違いは何でしょう。

答えは簡単です。

一つ目は名詞を答えるだけで良いのに対し、二つ目は意見を答えなければならないことです。

日本人はよく、自分の意見を言うのが苦手だと言われていますよね。

子どもに自分の意見を積極的に伝えられるようになって欲しい!と思う親も多いはずです。

そんな方に今回ご紹介したい本はこちら。

思考力、読解力、伝える力が伸びる

ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ

著者は大阪女学院大学/短期大学学長

加藤映子さん。

子育てを経験されている方なら子どもに絵本を読んであげたことがあると思います。

私も現在2児の育児に奮闘中ですが、ふたりとも絵本は大好きです!!

上の子が生まれた時からたくさん読み聞かせをしてきました。

では、「最高の」読み聞かせとはどんな方法でしょうか?

別に絵本を読み聞かせることくらい、教えてもらわなくてもできますよ〜

という方は、このブログを読む必要はありません。

でも、

え?我が家の読み聞かせと何か違うの?

と疑問を感じた方は少しの時間お付き合い下さいね。

私もタイトルの「最高の」というフレーズに惹かれてこの本を手にとりました。

今までやってきた読み聞かせとは違うのかな。。。と思いながら 

ページをめくるといきなりその答えが!!

それは

読み聞かせの最中に

親子で「○○○○」すること だそうです!

特別な教材は必要ありません。今家にある絵本だけで、1日15分で、子どもの能力が伸ばせるとしたら、とても魅力的ですよね。

う〜ん。「○○○○」ってなんだと思いますか?

答えは後ほど。

本書は

第1章 これだけ違う!日本とアメリカの読み聞かせ

第2章 子どもの能力がぐんぐん伸びる ダイアロジック・リーディング

第3章 今日からできる! ダイアロジック・リーディング実例集

第4章 ダイアロジック・リーディングで伸ばせる能力とその問いかけ

第5章 ダイアロジック・リーディングの効果を最大化する工夫とコツ

の5つの章で構成されています。

著者の加藤さんがアメリカのハーバード大学で出会った「ダイアロジック・リーディング」とは!?

「ダイアロジック?」

「はい、もう分かりません。」

気持ちは分かります。もう少しだけお付き合いください。

「ダイアロジック・リーディング」を直訳すると「論理的読解」です。

まだ難しいですね。

著者の加藤さん曰く、

子どもの「言語能力」や「考える力」「伝える力」「読解力」などを効率的に伸ばせることができる読みかせの方法が「ダイアロジック・リーディング」であると述べられています。

また本書では、

日本とアメリカの読み聞かせの違いだけでなく、日本とアメリカの学校の授業の様子の違いなどもわかりやすく述べられています。

本書を読むことで、日本人が自分の意見を言うことが苦手とされる原因もわかります。

私は特に第3章で紹介されている実例集を楽しく読みました!

知らない人はいないほど有名な「はらぺこあおむし」や「じのないえほん」など9冊の絵本でダイアロジック・リーディングのやり方を説明してくれています。

おかげでどんな○○○○をすれば良いか、とても分かりやすかったです!

ところで気になる○○○○ですが、

答えは「やりとり」です。

読み手(親)が簡単な質問を投げかけ、子どもが答える。

絵本を読みながら絵や内容に関するやりとりがとても大事なんです!!

最初は本当に簡単な質問から始めてみました。

慣れてくると次第に複雑な質問を投げかけても答えが返ってくるようになります。

答えが違っていても対応の仕方も本書では説明されていますのでまずは気軽に始めてみましょう。

もちろん、多くのお父さんお母さんが今までやってきたような、本の内容を一緒に読み進めるだけの読み聞かせが否定されているわけではありませんのでご心配なく。

それはそれで絵本の

絵や文字を「見る力」

話を集中して「聞く力」

絵本の中で登場する「知識/語彙力」

を高めることに役立っているそうです。

『2〜3歳のうちは「見る力」「聞く力」「知識/語彙力」を積極的に高め、

4〜5歳以降は「考える力」「伝える力」を重点的に伸ばしていくといい』

とされています。(p141)

また、『子どもが物語の世界観や話の山場を楽しんでいるのであれば、無理に話の流れを切る必要はない』ということも忘れずにいたいです。

一番いいところで話の腰を折られるのは大人でも嫌ですもんね。

今までとは一味違った読み聞かせで、

楽しい親子のコミュニケーションの時間になること間違いなしです♩

今日はここまでです。

前回のブログを読まれていない方はこちらもぜひ読んでみてください!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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