0〜6歳の敏感期がその後の人生を決める!?モンテッソーリ教育本レビュー

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子育て

みなさん、こんにちはマメさんです。

今回はオリエンタルラジオのあっちゃんもYouTubeの動画でチラッと紹介していた、こちらの本を紹介したいと思います。

『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』

はじめに

かわいい表紙です

普段育児本などはあまり読まないのですが、二人目も生まれたこともあり、最近とても注目されている教育法なので手にとってみました!

ページ数は全239ページありますが、イラストや文字の色なども工夫されているためとても読みやすかったです。

本書の一部

まず、はじめに注意してほしいポイントからお伝えします。

本書では、子どもがこういう時に親はこうすれば良い、といった対処法が書かれているわけではありません。あくまでもモンテッソーリ教育の考え方、心得がまとめられています。

そもそも「育児」という言葉には親が子どもを育てる、いろんなことを教える、というイメージがあると思います。この本はそんなイメージを覆してくれました。

親はあくまでも見守り役。

子どもの才能を見つけて伸ばす手助けをちょっとするだけで、あとは子どもたち自身が「自分で」才能を伸ばしていこうとする、ということがわかりました

本書は以下の4つのCHAPTERで前半がまとめられています。

CHAPTER1 どんな子も「天才の芽」を持っている

CHAPTER2 「9つの知能」で世界に通用する才能が開花する

(←ここにタイトルにもあるハーバード式が組み込まれています)

CHAPTER3 才能を伸ばす子は「集中力」が違う

CAHAPTER4 子どもの能力を引き出す8つの心得

モンテッソーリ教育を受けた著名人は、バラク・オバマさん(前アメリカ大統領)はじめ、ビル・ゲイツさん(マイクロソフト創業者)、ジェフ・メゾスさん(Amazon創業者)、ジョージ・クルーニーさん(俳優)、テイラースウィフトさん(歌手)など、政治家、起業家、俳優、歌手など多種多様な才能を花開かせていることがわかります。

日本国内では、あの藤井聡太棋士もモンテッソーリ教育を受けて育ったそうです。

将棋で必要な集中力は幼少期から培われてきたんですね!

子どもの能力を引き出す8つの心得

私は特にこのCHAPTER4の内容が勉強になりました。

現在3歳の娘がいる我が家の現状にも当てはまることが多々あったので、親の心得を知られて良かったです。

自我が芽生え、何でも自分でやりたい年頃の娘は、イヤイヤ期のピークは去ったものの、親の指示や助言を聞き入れないことがまだまだあります。

食事やお風呂、寝る時間になっても今遊んでいることを「やめようとしない」時ってありますよね。親にとっては困りごとかも知れません。

私も「もうこんな時間なのに…」「明日も早起きだからもう寝かせたいな…」と思うことはしょっちゅうです。

でも「やめようとしない」というのはあくまでも親目線ですよね?

子どもの立場になってみると何かを「やりたい」時なのかもしれないのです。

子どもが遊びに熱中している時こそ、彼らの能力がぐんと伸びているそうです。

それを知って、私もある程度容認できるようになりました。

強引に中断しても、子どもの「やりたい」ことは不完全燃焼に終わり、「出来なかった」という気持ちが残るそうです。

親に対する信頼感やその後の親子関係にも影響するそうなので恐ろしいですね…苦笑

パズルを完成させた時、散らばったブロックを全部箱に入れられた時、子どもたちは「出来たーー!!」と嬉しそうにしらせてくれますよね。

その達成感が自己肯定感につながっているのです。

もちろん、いつまでもテレビやゲームを惰性でだらだら続けることは別物です!そこはきっちりと区別して、利用する際のルールを決めたり「○時までね」、などとあらかじめ終わる時間を約束したりすることが大事なようです。

その他

CHAPTER5 スポーツ万能の子どもに育つ「運動」のフロー

CHAPTER6 学力を伸ばしてくれる「知能」のフロー

CHAPTER7 豊かな心が育つ「感性」のフロー

CAHAPTER8 人間関係に恵まれる「社会性」のフロー

CHAPTER5〜8は実践編で、モンテッソーリ教育で実際に行われている遊びの紹介になっています。生後0ヶ月から始められるものもあるので、女性であれば妊娠中の読書時間にもおすすめの1冊です♪

もっと詳しい内容が知りたい方は、最初にも紹介しましたが中田あっちゃんのYoutube大学の動画をご覧ください。リンクを貼っておきます。

最後に

これまで子育てに関しては、「何となく良さそうだから」と思ってしていたり、友人や親・兄弟、またSNSやインターネットから情報を集めて育児をしたりしていました。

しかし、この本を読んだことで正しい知識を得ることができ自分自身の中でしっかりとした子育てに対する「土台」ができたように感じました。

これから子育てを始める方、現在子育て真っ最中の方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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