オススメのマラソン本を紹介!現役ランナーが選んだ書籍はどれ?

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ランニング

こんにちは、マメさんです。

今回は、わたしが色々と読んだマラソンの本の中で厳選して4つに絞りレビューをしてみました。

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マラソンと本

マラソンに関連する書籍は、数多く出版されています。

当ブログでもマラソンについての記事を書かせて頂いておりますが、マラソンの基礎を詳しく勉強したいなら、書籍を一冊読むことをオススメしています。

しかし、初心者の方は、どの本を選べばいいのかなかなか分からないですよね。

マラソンというのは、『とにかく走れば速くなる』というイメージが強いですが、実際はドリル(基礎的な動き)や練習方法、筋力トレーニング、体のケアの仕方など多くの知識が必要になるので、経験すればするほど奥深さを感じる競技です。

というよりも、練習始めてすぐにサブフォー(4時間切り)やサブスリー(3時間切り)を達成できたら今頃誰もがエリートランナーですよね。

マラソンを始めるにあたって身近にアドバイスを受けることができる環境はありますか?

初心者のうちはどうしても知識不足ですから、「とりあえず走ってみる」「まずは○kmが目標」とオリジナルの練習メニューとなってしまいがち。

マラソンは気軽に始められるのがメリットである一方で、誤った知識で始めてしまうとタイムも伸びづらく、ケガをするリスクも高まってしまいます。

とはいえ、初心者の方にすべて手探りで頑張れ…というのも厳しいでしょう。

そこで今回は、現役市民ランナーのわたしがオススメするマラソンに関する本を4つ紹介します。

走りがグンと軽くなる金哲彦のランニング・メソッド完全版


「マラソンって何? フォームは何を意識したらいいの?」

「どんな練習メニューを立てればいいの?」

とマラソンの基礎について知りたい!という初心者にオススメなのが、こちら。

この本は「マラソン練習法がわかる本」という書籍の著者であり、現在はTV番組や各地のマラソン教室でも大活躍されている金哲彦さんの書籍です。

タイトルから読み取れるように【より効率的に走る為のテクニックとは】というコンセプトの書籍です。

「ランニング・メソッド完全版」と書かれている通り、ランニングの基礎だけでなく、走る上でつまづきやすいポイントや、フォームの意識の仕方、ストレッチの具体的方法まで解説してくれる、まさに入門書と言える内容なので初心者でもスラスラ読み解くことが出来ます。

今までフルマラソンを走ったことがない…という初心者の人でも、この本をしっかり読めば正しい知識のもとマラソンを始めることが出来ます。

本の一部を抜粋

わたしも読ませて頂いたのですが、ランニングの基本がしっかりと押さえられており非常に分かりやすく、わたしがマラソンを一切知らなかった頃の自分に読ませるなら、この本がベストだな…!と感じました。

ただ、すでに何度もマラソンを走っている方、長年走っている方には物足りないかもしれません。

踏み込んだ内容については、別の本をオススメします。

ともあれ、図解で分かりやすい、初心者向けのマラソン本としてオススメです。

30km過ぎで一番速く走るマラソン


「いつも30km過ぎて失速してしまう」

「マラソンに向けてどんな練習をしたらいいの」

とマラソンの攻略法、マラソンに向けた具体的な練習方法が知りたい!というランナーにオススメなのが、こちら。

知らない人はおられない、あの北京オリンピック金メダリストの高橋尚子さんのコーチを務めた小出義雄さんのマラソン本です。

今は亡き小出義雄さんですが長年陸上の長距離選手らの指導者としてご活躍されていました。

この本では、オリンピック金メダリストの高橋尚子さんや銀メダリストの有森裕子さんの全く異なる性格の2人のメダルをとるまでの経緯が語られています。

また、市民ランナー向けのサブスリー(3時間切り)、サブフォー(4時間切り)を目指す為の時期別練習メニュー(3ヶ月前〜本番)やマラソンの「後半型」で走ることの重要性についてとても分かりやすく書かれておりとても参考になります。

わたしは、この練習メニューを参考にしたことで練習の目的が明確となりPB更新、サブスリー達成ができました

『走りがグンと軽くなる金哲彦のランニング・メソッド完全版』は、完全初心者から初心者への橋渡しをする本とすれば、『30km過ぎで一番早く走るマラソン』は初心者を中級者にする本と言えるでしょう。

マラソン初心者のランナーにもオススメですが、ある程度マラソンを経験した中でタイムが伸び悩んでいるランナーやいつも30km以降に失速してしまうランナー向けのマラソン本としてオススメです。

陸上競技の筋力トレーニング


「マラソンをするのに筋トレは必要なの?」

「どんな筋トレをしたらいいの?」

とマラソンに必要な筋力トレーニングの方法について知りたい!というランナーにオススメなのが、こちら。

大迫傑さん、小池祐貴さん、戸田雅稀さんといった日本トップレベルの陸上競技選手のトレーナーを務め、現在はフリーランスとして活躍中の五味宏生さんの書籍です。

この本では、マラソンはもちろんですが、走る・投げる・跳ぶそれぞれの陸上競技に必要な筋力トレーニングの方法が種目別、部位別(体幹/上半身/下半身)に解説されており、各トレーニングは全てモデルによる写真付きの説明となっているのでとても分かりやすい内容となっています。

写真の一部を抜粋

わたしも読ませて頂きましたが、トレーニング内容も豊富でそのほとんどが自宅ですぐにできるものばかりなので、わたし自身ケガの少ない体に変わってきたなと感じています。

同じトレーニングでも難易度ごとにも分けられているので、マラソン初心者から上級者までこの一冊あればマラソンに必要な筋力トレーニングはしっかりと押さえられる内容となっておりますのでとてもオススメです。

現在、五味さんは早稲田大学競走部のコーチもされており定期的にInstagramにてトレーニング内容を動画にて更新されていますので、Instagramを使用している方はぜひフォローされてみてください!

ダニエルズのランニング・フォーミュラ


「自分でオリジナルのトレーニングを作ってみたい」

「マラソン以外にも800m、1500mやクロスカントリーなどのトレーニングも取り入れてみたい」

とマラソンの経験もあり、自分にあった自分独自のトレーニングを作ってみたい!という上級者ランナーにオススメなのが、こちら。

ランニング業界では、もはや古典とも教科書とも言えるマラソントレーニング理論書です。

著者のジャック・ダニエルズさんは、米国とスウェーデンの大学院において長距離走に関する調査研究を長年行い、『ランナーズ・ワールド』誌上において「世界一の指導者」との評価を得て、多数の世界トップ長距離走者を世に輩出した人物(著者紹介より引用)で、とにかくとても凄い人です。

ジャック・ダニエルズ理論の代名詞と言えるのが、VDOT表です!

簡単に言えば、フルマラソンのタイムが分かればVDOT数値が分かるので、VDOT表を使用することで、あなた自身の走力レベルを知ることができます

そして、そのVDOT数値から1500m、5000m、10km、ハーフマラソンなど様々な距離に対応したタイムが予測できることに加え、様々な種目(ペース走、インターバル、ジョグなど)で練習するにあたりあなたの適正なペースを知ることができます。

わたしも読ませて頂きましたが、具体的にどのくらいのペースで練習をするべきか、そしてどのようにして負荷量を増やしていくのかが明確となり内容の濃い練習メニューをこなせるようになりました

内容は専門的な用語が多く、理解するのに何度も読みこなさないと分からなかったりしますが、大袈裟な言い方ではなくランナーであれば一度は読んでおきたい1冊です。

また、今回ご紹介した以外の本でも前回投稿させて頂いた大迫傑さんの本のレビューも書いていますので、ぜひこちらもご覧ください!

まとめ

みなさん、いかがでしたか?

マラソンは気軽に始められる一方で、正しい知識をないとすぐにケガをしたり、記録がなかなか伸びてこなかったりして断念される方が多いのかなと感じています。

身近におられる友人ランナーのアドバイスも大事ですが、何百人、何千人ものランナーの指導をされてきた名コーチの話しが数千円で聞けるのは本ならではのメリットではないかと思います。

わたしもランニングに関する本を読むようになり、自分の中で知識という土台がしっかりできてマラソンのタイムもぐんと伸びていきました。

これから本格的に始まっていくマラソンシーズンの前にぜひ一冊読んでみてはどうでしょうか?

最後にわたしの話をちょっとだけ。

わたしはマラソン歴15年の市民ランナーです。

これまでフルマラソン完走回数は13回でPBは2020年に2時間59分40秒でサブスリー入りをさせて頂きました。

2021年8月よりブログを始め、少しずつマラソンに関する情報も発信していきますので読んで頂いたら幸いです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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