【マラソン】申込む際のチェックポイントとスタートの位置どりの重要性を解説!

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ランニング

こんにちは、マメさんです

わたしはマラソン歴15年、これまでフルマラソン完走回数は13回、100kmウルトラマラソン完走回数1回

フルマラソンの自己ベストは2時間59分40秒(2020)とサブスリーも達成しています

前回の記事では、「意外と知らない市民ランナーのフルマラソン事情と完走するためのコツとは?」についても書いているので良かったらのぞいてみてください!

【初心者向け】意外と知らない!?マラソン事情と完走するためのコツ
こんにちは、マメさんですわたしはマラソン歴15年、これまでフルマラソン完走回数は13回、100kmウルトラマラソン完走回数1回ある中で、今回は意外と知らない市民ランナーのフルマラソン事情についてお話ししたいと思いますフルマラソンとはイメージ

今回はフルマラソンを申し込む際のここだけは押さえておきたいポイントスタータの位置どりの重要性についてお話ししたいと思います

マラソンの申し込みをする際のポイント

結論から述べます

それは、「あなたの予想ゴールタイムは?」の欄です

インターネットから予約する際の実際の入力画面

この予想タイムを「3時間59分00秒」と記載してください

(練習していく中で4時間以内で走れると感じた人はそのタイムを書いてもらっても構いません)

これは、あくまでも予想ゴールタイムなので、決して嘘を書いているわけではありません

4時間00分00秒ではなく、3時間59分00秒とする理由については、明確には分かっていませんが、おそらく当日の並ぶ順番は予想ゴールタイムを30分ごとに区切っている為、正確には3時間30分00秒〜3時間59分00秒のグループに入ることができるのです

初心者
初心者

わたしは初レースだから予想ゴールタイムは5時間00分00秒かな!

このように、たとえ自身の目標完走タイムが5時間だったとしても正直に5時間と記入してしまった時点で、レース当日、しいては2回目以降のマラソンにレースにまでも様々なデメリットを生んでしまう結果となります

その理由を以下の通りです

  1. スタートするまでに大きなタイムロスにつながる
  2. スタート後にも大きなタイムロスにつながる
  3. スタート後のトイレ問題で大きなタイムロスにつながる
  4. 2回目以降の申し込み時にも不利となる

一つずつ解説していきます

1.スタートするまでに大きなタイムロスにつながる

マラソンのレース本番の並び順は「予想ゴールタイム」となっています

その為、予想ゴールタイムが5時間台の人はかなり後方のブロックに振り分けられます

「自分はそんなにガツガツタイムは狙ってないから後ろでも大丈夫」という安易な思いで当日スタート地点に行くと、後方のブロックはスタート地点から500m近く後方(大会によってはもっと後方)に並ぶことになります

ちなみに都市部で開催されるマラソンとなると例年の当日の出走者数は、

  • 東京マラソン(約3万7千人)
  • 大阪マラソン(3万人)
  • 福岡マラソン(1万4千人)

当日は大体A〜Hなどのアルファベット順にそれぞれブロックが決められており、ゲージで封鎖されているのでスタート直前までそのブロックよりも前に行くことができません

マラソン当日のブロックごとの並ぶイメージ

(その対策としては、少し早めに自分のブロックに行き可能な限りゲージの最前列に並ぶことをお勧めします)

マメ太
マメ太

スタート10分前〜5分前になると各ブロックに設置されているゲージが外れるので、そのタイミングで可能な限りスタート地点に近づいておくことがポイントだよ!

その為、スタートの号砲がなって「始まった !」と思っても、後方のブロックの人にとっては「え、スタートしたの?」っていう感覚になるほど「人、人、人」で全く前に進ことができません

大体、上記の図で説明すると、

  • Aブロック:〜2時間39分59秒
  • Bブロック:2時間40分00秒〜2時間59分59秒
  • Cブロック:3時間00分00秒〜3時間29分59秒
  • Dブロック:3時間30分00秒〜3時間59分59秒
  • Eブロック:4時間00分00秒〜4時間29分59秒
  • Fブロック:4時間30分00秒〜4時間59分59秒
  • Hブロック:5時間00分00秒〜5時間29分59秒

1ブロックがおおよそ30〜40mほどあるので、この時点でDブロックとHブロックの差は90m〜120m開いてしまうのです(この差はとてつもなく大きいです)

Hブロックからのスタートとなると、号砲が鳴ってスタート地点までに辿りつくまででおよそ10〜20分はかかることになってしまいその時点で大幅なタイムロスとなります

2.スタート後にも大きなタイムロスにつながる

号砲が鳴って10分〜20分ほど経ってようやくスタート地点を過ぎて、「よし、ようやくスタートだ!」と思うかとしれませんが、残念ながらそうとはなりません

1万に以上の規模となると、スタートする時の長い行列がスタートしてからもダラダラと続きます

イメージです

↑上の写真でもだいぶばらけた方で、スタート直後はもっと密です!

その為、スタートしてから5kmほどはこのような集団の塊の中で走らないといけないので、自分のペースでは走ることができずにゆっくりとジョギングしているくらいのペースで走らないといけない状況となってしまいます

例えば、5’30/kmペースを予定しているのにスタートして5kmまでずっと8’00/kmでのペースで走ることになるだけで、12分以上のタイムロスに繋がります

その為スタート地点を過ぎた後でも大幅にタイムをロスしてしまうことになります

3.スタート後のトイレ問題で大幅なタイムロスにつながる

では、5km過ぎた辺りから徐々に集団が崩れ始めて、ようやく自分の走りやすいペースで走れるようになってきたところで次の試練がやってきます

それは、「トイレ問題です」

このトイレ問題はすでに号砲がなる前から起こる方もおられると思います

そもそも大体の大会においてはスタート時間の20分〜30分前までには各ブロックに入らないといけないので、その直前にトイレを済ませ並びます

しかし、当日の緊張もあり大体の人がスタートするまでに尿意を感じトイレへの誘惑にかられます

仮設トイレはコース上にいくつも設置されているのですが、大体が2〜3km過ぎたあたりから置かれていることが多いですが、もちろん早くトイレに着いた人から利用していきます

その為、後方のブロックの人ほど仮設トイレまで辿り着いても、どこも長蛇の列で「並んでいたら時間がもったいない」と思いで次の仮設トイレへ、それでもまだ長蛇の列でいよいよトイレが間に合わない!

というように、負のスパイラルに陥ってしまいトイレを我慢するあまりに全くレースに集中できない状態になってしまいます

マメ太
マメ太

僕がその状況だったら、レースに集中したいから時間ロス覚悟で早めにトイレを済ますことを選ぶかな!

その為、トイレ問題でも大きなタイムロスにつながることになります

4.2回目以降の申し込み時にも不利となる

スタートからさまざまな問題に直面しつつもどうにかこうにかゴールまで辿り着いたとしても、もう一つの問題に遭遇します

それは、

グロスタイムネットタイム

みなさん、この違いは分かりますか?

  • グロスタイムとは、号砲が鳴ってからのタイムのこと
  • ネットタイムとは、スタートラインを超えてからのタイムのこと

記録証をもらうときに、それぞれのタイムが記載されているのでそれで確認することができます

もちろん公式記録としては、グロスタイムが残ることになるので、いくらネットタイムで「サブフォー(※)達成した!!」と思っても、グロスタイムでは4時間20分30秒となっていたりします

※サブフォー:4時間を切ること

(例)グロスタイム:4時間20分00秒

   ネットタイム:4時間5分00秒

上記の例のタイムでゴールした場合、実際にどちらのタイムもサブフォーではないのですが、スタートのポジショニングさえ気をつけていればスタートからの5kmもタイムロスは減りサブフォーができる確率がかなり向上します

その理由は先ほど書いた通りです

ちなみにですが、

都市部の大会では2回目のフルマラソン以降は「予想ゴールタイム」に加えて自身の自己ベストタイムとその大会名を記載する必要がある為、初マラソンのタイムが5時間半なのに予想ゴールタイムを「3時間59分00秒」としてしまうとさすがに認められないかなと思います

インターネットから予約した際の実際の入力画面

なので、2回目以降のマラソンをできる限り有利なポジションに持っていく為にも、初回のスタート位置を前方にとり可能な限りグロスタイムとネットタイムの差を減らしていく工夫をする必要があるのです

まとめ

今回は、フルマラソンを申し込み際のポイントとスタートの位置どりの重要性について書いてみました

初めてマラソン大会への申し込みをする時は「3時間59分00秒」と書くとマラソン本番の並び順も有利な位置となりやすくなります

また、よりスタートラインに近い位置に並べることでグロスタイムとネットタイムの差も縮めることができ、レース中の仮設トイレの利用もよりスムーズになり時間のロスも最小限となります

今回の記事は、「できるだけ効率良く走りたい」という方向けなので、「わたしは完走することが目標だから時間とかは気にしないよ」という方は、予想タイムなどもご自身の思う時間で大丈夫です

スタート時のロスは想像している以上に焦ってしまいがちで、そのロスを取り返そうと思い前半飛ばしてしまて、30km以降に失速してしまうこともよくあるので、落ち着いてスタートする為にも今回のことを意識して頂けると大丈夫かと思います

今回はここまでです、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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